言わずと知れた国民的ゲーム「ポケットモンスター」。
1996年にゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター赤・緑」が発売されて以来、テレビアニメ、カードゲーム、キャラクターグッズなどの多様なメディアミックス展開がなされてきました。
そして2019年、ついにハリウッドでポケモンの実写映画が公開されました。
その名も「名探偵ピカチュウ」
同名のゲームを原作とした本作は、予告編が公開されるや否や、世界中で大きな話題になりました。
「また変にハリウッドナイズされてたらどうしよう、、、」と思ったかたも大丈夫。そんなファンの心配も払拭する、ポケモン愛に満ちた作品となっています。
ポケモンファンなら大人も子供も皆が楽しめますし、本作からポケモンワールドに飛び込むのも大丈夫!!
ぜひご覧あれ!
基本情報
- 2019年公開
- 監督 ロブ・レターマン
- 原作 任天堂ポケモンクリーチャーズ「名探偵ピカチュウ」
- 出演 ライアン・レイノルズ、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、スキ・ウォーターハウス他
あらすじ
かつてポケモンのことが大好きな少年だったティムは、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。
年月が経ち大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部)から、父が事故で亡くなったという連絡が入る。
複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。
荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、父の相棒のピカチュウだった。
感想
可愛すぎるしわしわピカチュウ
「可愛すぎてピカチュウがいないこの世の中にイライラする」
というコメントがありましたが、それくらいの可愛さですよね❤
実写化では、本物の人間のとなりにポケモンが並ぶわけですから、従来のツルっとした体だとどうしても違和感がでてしまいます。
けどあんまりリアルにしすぎると気持ち悪いし、「ポケモン」というキャラクター性がなくなってしまう。
そこで、体毛や体面はリアルに描きフォルムはそのままにして、目などの顔のパーツやシワを駆使して表情をつけることにしたのです。
これが大成功!!独自の可愛さをもったピカチュウを生み出したのでした。
声がライアン・レイノルズっていうのもギャップ萌えですよね笑。一応、このピカチュウがこの声で喋るのには理由があるのですが。
ポケモンが人と暮らしてる!!
ガーディが警察犬やってる!ゼニガメが消防隊にいる!!
ポケモンのアニメを見てきた人には、この光景はもうたまりませんよね~
あとドゴームがスピーカー役をやってるあたりとか、何となく「ベストウィッシュ」のホミカを彷彿とさせますし、、、、、、。
他にも、エイパムやゼニガメ、カイリキー、ドゴームなど全部で60種類ものポケモンが登場!!
個人的にはカビゴンがふさふさでお気に入り笑
あなたはぜんぶ見つけられましたか?
原点回帰したポケモン映画
この映画のストーリーは大筋元のゲーム通り。割とシンプルです。
注目したいのはミュウツーが登場するというところ。
相変わらず強すぎてラスボス感がぬぐえないミュウツーですが、劇場版ポケットモンスターの第一作も彼が主役の「ミュウツーの逆襲」でした。
狙ったのかどうかはわかりませんが、ポケモン映画が原点に帰ったともいえますね。
また、最後に主人公ティムが父と再会し、「自分の本当の家に帰る」というのも象徴的。
ゲームでもアニメでも、ポケモンの主人公たちは、シリーズの最後にスタート地点に戻ってきます。
そして更なる冒険にまた出かけるのですよね。
制作会社のレジェンダリーにも、この一作を機に、また新たな挑戦をしてほしいところです。
新たなポケモン実写を観られるのを楽しみにしています!
まとめ
ポケモンの歴史に新たな一ページを加えた本作。
ポケモンワールドをたっぷり堪能できる仕上がりになっています。
ぜひご覧ください!
ちなみに原作のゲームはこちら